悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

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Q.巻き肩と猫背は同じですか。
A.巻き肩と猫背は異なるものですが、どちらも日常の不良姿勢が原因で起こりやすいと考えられます

Q.巻き肩と猫背の違いは何ですか。
A.巻き肩は背中が丸まらず、肩だけが前に巻き込み、肩甲骨の間が離れる状態を指します
一方、猫背は背中も丸まり、頭部の重心が前に出ている状態を指します

Q.巻き肩と猫背は併発しますか。
A.巻き肩と猫背は併発することも多いです

Q.日常生活で巻き肩になりやすい原因は何ですか。
A.横向きで寝る癖があること、運動不足による筋力不足、長時間のスマートフォンやパソコンの使用で肩を巻き込む姿勢を持続的にとることなどが原因と考えられます

Q.巻き肩は直せますか。
A.適切なストレッチを行い、不良姿勢を取らないように心がけることで、軽減が期待できます

巻き肩について知っておくべきこと

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日常生活でよく見られ、一般の方にも馴染みのある巻き肩ですが、なぜそのような状態になるのかをご存じの方は少ないように感じます。
そもそも、五十肩や痛みを伴う疾患がある場合、疼痛緩和のための姿勢として巻き肩を取ることがありますが、主な原因としては大胸筋の影響が大きいことが多いです。
巻き肩や猫背などの不良姿勢は、正座の姿勢と比べて背筋(脊柱起立筋群など)や抗重力筋の活動性が低下します。つまり、筋肉で支えなくてもよい楽な姿勢です。
その結果、大胸筋などが収縮位の状態を長く保つことが多くなり、機能不全に陥って巻き肩になってしまうことがあります。

症状の現れ方は?

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巻き肩になることで、背中の筋肉が常に引っ張られたり緊張したりするため、肩こりや首のこり、痛みが出やすくなります。
首や肩の筋肉が硬くなり血流が悪くなると、緊張性頭痛や眼精疲労を引き起こすこともあります。
巻き肩は猫背とセットで起こることが多く、背中が丸まりやすくなります。
これにより姿勢が悪くなり、見た目の印象にも影響を与えます。
肩が前に出ることで胸が圧迫され、呼吸が浅くなるため、疲れやすくなったり集中力が低下したりすることがあります。
巻き肩の状態が続くと、肩の可動域が狭くなり、肩関節の動きが悪くなることで四十肩・五十肩のリスクが高まる可能性があります。

その他の原因は?

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巻き肩の原因には、姿勢の悪さ、上半身の筋肉のバランスの悪さ、運動不足、不適切な運動習慣、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が習慣になっていること、ストレスを感じやすいこと、寝方や寝具が適切でない場合など、さまざまな要因があります。
これらの原因によって引き起こされる前かがみ姿勢を続けることで、胸部の筋肉が縮み、肩甲骨が前方に引っ張られて巻き肩という状態が身体に定着してしまいます。
横向きで寝る習慣がある方も、下になった方の肩に上半身の体重がかかってしまうため、巻き肩になりやすいです。
なるべく寝るときは上を向いて寝ることが巻き肩の予防につながります。

巻き肩を放置するとどうなる?

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巻き肩になると、肩甲骨が常に外側に開いた状態になり、肩こりや首のこりが起こりやすくなります。
背中が丸まるため、背中も常に丸く突っ張った状態になります。
その状態が長く続くと、肩関節が固まってしまうことがあります。

また、巻き肩を放置すると次のような症状が起こる可能性があります。
肩関節の可動域が狭くなること、四十肩や五十肩のリスクが高まること、ストレートネックになること、頚椎ヘルニアにつながること、頭痛や吐き気、呼吸がしづらくなること、疲労感が抜けにくく集中力が低下すること、内臓機能の低下などが挙げられます。

肩甲骨周りの筋肉をほぐすことも大切ですが、胸周りの筋肉をほぐすことも巻き肩の軽減に役立ちます。

当院の施術方法について

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巻き肩の軽減に必要なのは、肩甲骨の動きを整えることと、正しい姿勢で生活することです。
当院では、肩甲骨の動きを整える「肩甲骨はがし」というメニューをご用意しています。
肩甲骨はがしは、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、動きやすくすることを目的として行います。
凝り固まった筋肉をほぐすことで、肩甲骨が動かしやすくなることが期待できます。
また、正しい姿勢で生活するためには、当院の「骨格矯正」メニューがおすすめです。
骨格矯正は骨にアプローチするため、姿勢不良の根本的な軽減が期待できます。
巻き肩の軽減を目指す方は、ぜひ一度お試しください。

軽減していく上でのポイント

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巻き肩とは、両腕が体の真横よりも前方に入り込んでいる状態のことを指します。
巻き肩になると左右の腕が前に出てしまい、背中が丸まった状態となるため、猫背にもなりやすくなります。
巻き肩は体に負担がかかり、首・肩こりや腰痛をはじめとしたさまざまな不調の原因となります。
巻き肩の軽減に向けたポイントとしては、①肩甲骨の動きを整えること、②正しい姿勢で仕事をすることがあります。
この2つを実践することが大切ですが、難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方には、バランスボールや矯正サポーターを使用したり、寝る前のストレッチやラジオ体操を行うことが効果的です。
バランスボールを使用することで、脳に良い姿勢を記憶させることが期待できます。
また、ラジオ体操には肩を回す運動や胸を開く運動が含まれているため、しっかり行うことで巻き肩の予防や軽減につながります。