悩みタイトル

前かがみができない
物を取るために上を向く動作ができない
体を捻る動作ができない
身体を傾ける事ができない
急に痛くて全く動けない状態になる

このような症状でお悩みの方は、『ぎっくり背中』かもしれません。
ぎっくり背中は名称であり病名ではありません。ふとした瞬間に急激な負荷がかかったりする事で起きてしまう事が多いです。

ぎっくり背中に対する当院の考え

大半の方は『ぎっくり腰』には聞きなじみがあるかもしれませんが、『ぎっくり背中』は聞き馴染みがないのではないでしょうか。

『ぎっくり背中』とは、知らず知らずの内に固まってしまった背中の筋肉やその筋肉を包んでいる筋膜が、例えばゴルフや重たいものをいきなり持ち上げたときのように急激な力を加えたときに傷ついてしまい、痛みが起こる状態を指します。

足でいうならば、瞬発的な動きをしたときに筋肉が急激に引き伸ばされて起こる『肉離れ』が背中に起こったものが『ぎっくり背中』と思うとわかりやすいかもしれません。

ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか

いわゆる筋線維の損傷を放置していることと遜色ないため、足の関節などの捻挫をしたときやぎっくり腰をそのままにしていることと変わりありません。
経験がある方はご存じかもしれませんが、放置しておいてもそのうち治ります。放置するデメリットとしては適切に施術した際と比べると、痛みが長く続いてしまうことです。
また、背中の痛みに敏感になったり背中の張り感を強く感じるなどが予想され、同様のぎっくり背中を繰り返してしまう恐れもあるため、適切に施術していただくことをオススメいたします。

発症されたご年齢や生活習慣やご持病によっては脊椎や血管、膵臓などの病気による関連痛の可能性もあるため専門医への受診もお考え下さい。

ぎっくり背中の軽減方法

ぎっくり背中を発症してしまったらまずは患部を冷やしましょう。また患部はなるべく動かさないようにしてください。

ぎっくり背中は一度発症すると再発しやすいので、根本となる原因に対してアプローチし、予防することが大切です。
正しい姿勢を保つことで骨格を支える筋肉の負担がやわらぎ筋肉の疲労を予防できます。  

また適度な運動をすることも大切です。   
運動不足の状態が続くと筋肉が硬くなってしまうので発症のリスクがどうしても高まってしまいます。

施術を受けるとどう楽になるのか

ぎっくり背中は急性に痛みを伴う背中の痛みの事を言います。

重たいものを持ったり急に捻ったり、発生した要因は様々ですが、根本的な原因には『姿勢』が関係します。
姿勢の崩れから背中の筋肉のバランスが乱れ、左右差や筋力自体が弱っていたりすると、負荷に耐え切れずにぎっくり背中になることがあります。
だいたい3日から一週間程度で回復するのですが、症状を繰り返し発症する方も少なくありません。
再びぎっくり背中にならない為にも早期に適切な処置を行う事が望ましいです。

軽減するために必要な施術頻度は?

症状軽減のためには、痛みが強い期間は毎日、もしくは週3回などなるべく続けてご来院いただき、筋肉の緊張や負担を減らすことがおすすめです。

一度の施術で痛みは軽減し良くなったと感じるかと思いますが、根本的な原因を取り除くためには姿勢の歪みを改善し筋肉の負担を減らす必要があります。
そのためにはある程度の期間、週1〜2回継続的に施術を受けることをおすすめします。