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こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

こんなお悩み事はありませんか?

それ、もしかしたら外反母趾かもしれません。気になる方は今すぐチェックしてみて下さい!

足の人差し指に親指が寄っていて五本指ソックスが履きにくい
足の親指が痛む
足の裏がとにかくつりやすい
足の親指に靴が当たると痛くて歩けない
足の親指が痛くてヒールに高さのある靴は履けない
また、ヒールの高さがなくても靴を履くことすら億劫になる

どれか一つ当てはまっていたら、外反母趾の可能性があります。

外反母趾で知っておくべきこと

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ほとんどの外反母趾は初期に施術を開始すれば、保存療法のみで日常生活を送ることが可能です。だいたい3カ月で半分、1年あれば全快が期待できます。しかし、放置すると変形が進行して手術が必要になることもあります。

母趾がMTP関節で小指側に曲がり、HV角(中足骨長軸と基節骨長軸の角度)が20度以上になると外反母趾と診断されます。HV角が20度から30度は軽度、30度から40度が中等度、40度以上が重度に分類されます。

外反母趾は圧倒的に中高年の女性に多く見られます。足の形にも注意が必要で、母趾が一番長く小指に向かうにつれて短くなるエジプト型は、外反母趾になりやすい傾向があります。

症状の現れ方は?

外反母趾とは、母趾が小指側に「くの字」に変形する状態を指します。歩くだけで痛みを生じたり、進行すると親指が第2趾や第3趾の下に入り込むようになり、これらの指が持ち上げられると同時に付け根にある関節が背側に脱臼してしまう可能性があります。
また、親指は捻じれながら「くの字」に曲がるため、体重の負荷が爪の側面に加わることとなり、親指の爪は巻き爪となってしまうこともあります。

足の裏にある足底筋膜や足趾1本1本を鍛えたり可動範囲を広げたりすることで、外反母趾に伴う痛みの軽減が期待できます。タオルを足の指を使ってたぐり寄せる「タオルギャザー」といった方法がおすすめです。

その他の原因は?

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『外反母趾になるのは靴のせい』と思っている方が多いかもしれませんが、実は外反母趾になる原因の大半は足の遺伝的な骨格構造が影響しています。酷くなるまで放っておくと、手術を受けることになる場合もあります。

外反母趾は身近な足のトラブルのひとつです。先ほども言ったように、外反母趾は靴だけが直接の原因ではありません。個々の骨の形や関節構造など、もともとの足の骨格が大きく影響しています。つまり、遺伝的な足の骨の構造+幅の狭い爪先が細くなった靴を履く=母趾の付け根から先が圧迫されて変形してしまいます。靴は自分に合ったものを履くようにしましょう!

外反母趾を放置するとどうなる?

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外反母趾による痛みや腫れがある場合は、なるべく早く病院へ行くことをおすすめします。特に、親指のMTP関節だけではなく、他の関節にも腫れが見られるような場合は、関節リウマチ性の外反母趾の可能性があるため、早期に見極めることが大切です。

通常の外反母趾であれば、症状が軽いうちに医師の指導のもと、靴を見直したり運動療法に取り組むことで進行の予防や痛みの軽減が期待できます。外反母趾は初期に施術を開始すれば、保存療法のみで日常生活を快適に送ることも可能ですが、放置すると親指の変形が進行し、手術が必要になることもあります。

他の病気が原因であったということも考えられるため、母趾の変形や痛みを感じたら早めに受診することが大切です。

当院の施術方法について

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外反母趾の要因としては、重心の崩れや足に合わない靴、扁平足や加齢によるアーチの低下などが挙げられます。

当院では運動療法をおすすめしています。指や足のストレッチや足底筋を鍛えることによって、痛みや変形の軽減が期待できます。

「タオルギャザー」という足のストレッチ方法があり、やり方は床にタオルを広げ、足の指の力だけでたぐり寄せるものです。タオルを足で使うのに抵抗がある場合は、新聞紙でも大丈夫です。

また、ゴルフボールやテニスボールなどを使って、足の裏に置いて転がすことも効果が期待できます。お風呂上がりに行っていただくと、さらに効果が期待できるかと思います。

改善していく上でのポイント

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日常的に指や足のストレッチを行ったり、足に合った靴を選び、足のアーチをサポートする中敷きや、テーピング、専用の装具を使用する保存療法も多くあります。さらに、運動療法として足指を動かす筋肉や関節機能を高めるトレーニング法もあります。

外反母趾を放置しすぎると変形が進行し、最悪の場合、手術が必要になることもあります。普段から幅が狭くヒールの高い靴はなるべく避け、自分の足に合った靴を探すことが大切です。足の指や足裏の機能が低下すると、外反母趾の症状が悪化する可能性があります。