交通事故治療の症例
交通事故施術に関する症例
患者様の年代
50代
患者様の性別
男性
ご職業・生活スタイル
営業
症状の発生時期・きっかけ
2025年5月30日に受傷されました。診断名は頚椎捻挫、左肩関節捻挫、左肘挫傷、左手関節挫傷、左手関節捻挫、左手腕捻挫、右肋骨骨折の疑い、右前胸部挫傷です。自覚症状は首回り、左腕、左手首、右胸に痛みがあり、特に首回りと左手首の痛みが強いとのことです。左手関節は、手首を手のひら側へ曲げる動作(底屈)と、甲側へ曲げる動作(背屈)のどちらも痛みがあります。親指側(橈屈)や小指側(尺屈)に曲げる際の痛みはありません。首(頸部)は、前後・左右・回旋の全ての動作で痛みが見られます。特に後ろに反らす動作(後屈)の痛みが強く、回旋時は左側、側屈時は右側へ動かす際に強い痛みを感じておられます。
日常で何ができなくて困っていたか?
日常生活の中で左手首(左手関節)の痛みが常に強く出ており、大きな支障を感じておられました。特に重い物を持つ動作や、ペンを握って文字を書く動作、パソコンでのキーボード操作にお困りでした。さらに、箸を使って食事をする動作や車の運転時にも痛みが出現し、日々の生活に不便さを感じておられました。利き腕が左側であるため、お仕事や家事など、何をするにも痛みを気にしながら行わなければならず、ご負担が大きかったようです。
また、左手首をかばう生活が続いたことで、左の前腕から上腕にかけて張りやだるさが出るようになっていました。さらに、左手が十分に使えない分、無意識に右手へ負担が集中してしまい、右上腕から右肩にかけても違和感や疲労感、痛みが出現していました。左右ともに不調を感じるようになり、日常生活全体に影響が及んでおられました。
どのような施術を行ったか?
首および手関節に対して施術を行いました。まず温罨法を用いて患部を十分に温め、血流の促進を図ることで、筋肉の緊張緩和および痛みの軽減を目指しました。温熱刺激により、軟部組織の柔軟性向上を図っています。続いて後療法を実施し、首の周囲や手首の周囲の筋肉に対して筋肉の緊張を緩和させる手技を行い、関節の動きを妨げる要因を軽減できるよう努めました。さらに電気施術を併用し、深部の筋肉や神経組織へ刺激を加えることで、痛みの軽減および回復過程の促進を目的とした施術を行いました。
施術のポイント・解説
首と手関節に筋肉の緊張と循環不良がみられ、痛みや可動制限の原因となっていると考えられたため、まずは温罨法を実施いたしました。患部を温めることで血流を促進し、筋肉および軟部組織の柔軟性を高めることで、痛みの軽減を図りました。続いて後療法として、首や手首の周囲の筋肉の状態を確認しながら、過度な刺激とならないよう配慮いたしました。筋肉の緊張緩和を目的とした手技を行い、可動域の向上を図っています。さらに電気施術を併用することで、手技だけではアプローチが困難な深部の筋肉や神経組織に対しても刺激を加え、痛みの軽減および組織回復の促進を目的とした施術を行いました。
通院頻度・期間の目安
月に15回の来院を目指すため、ペースとしては2日に1回ほどのご来院をご案内しております。期間の目安は、合計で平均して6ヶ月ほど要することが多いです。今回の症例では、症状が強く出られていたため、8ヶ月ほど施術を継続いたしました。
施術後の変化・現在の状態
自賠責保険による施術開始から約1ヶ月が経過したタイミングで、首および手関節の症状は軽減傾向にあります。日によっては痛みを自覚されない日も現れるようになりました。
患者様からの喜びの声
初診時の施術にてお身体に大きな変化が出たことで、「もっと早く来ればよかった」というお声を頂戴いたしました。また、ご来院3ヶ月目にして新たに別の症状が現れ、病院を受診されたり手術をされたりしたお客様もいらっしゃいました。保険会社との調整の結果、部位追加が認められた際などには、「保険会社とのやり取りが大変でしたが、いつも間に入ってくださりありがとうございます。交渉も助かりました」とのお声をいただいております。
担当者からの結び・アドバイス
首と手関節は日によって痛みの波が出やすく、無理な動作や長時間の同一姿勢で再発しやすい部位です。温罨法による血行促進と、軽度の関節可動域運動、こまめな休憩を習慣化してください。利き手を過度にかばうと、代償動作により肩や肘など他の部位へ負担が及びやすいため、無理のない範囲で日常動作を段階的に再開することが回復の安定化に有効です。違和感が持続したり、強まったりする場合は、早めのご相談をお願いいたします。
監修
鴨居南口接骨院 院長
資格:鍼師、灸師
出身地:京都府南丹市
趣味・特技:自転車、ゲーム、ネットサーフィン





